冬木編 はじめはアインツベルン城12
銀時は、この二人の声を聞いたことがあった。そう、かつて万屋にいた二人【志村新八】と【神楽】の二人ではないか。
銀時「あ」
新八「あ」
数秒の静寂が流れる。そのあと、急に大声で新八は叫んだ。なんでこの人こんなとこにいんの?と言わんばかりに。
新八「ちょっと銀さあああああああああああああああんんんんんん!!なんでこんな所いるんですかあああああああああああ!!!」
神楽「銀ちゃんパチンコにいくって言って行方不明なってたと思ってたらこんな所いたとは思ってなかったアル。」
銀時「いやーなんか行く途中すっころんで電柱に頭ぶつけたらこんなとこいたのよ。」
新八「なーに今はやりの異世界転生的なことやってんすか!!どんあ、この世界でどんなチート能力使って活躍してたりするんですか!!」
銀時「いや、こちとらむしろその逆で地獄のような日々なの!!こっち科学技術発展しすぎで苦労してやがんの!!!どーすりゃいいんですかコノ野郎の毎日ですよ!!!」
と叫び合う二人。その声を聞いて、だれかがその三人組に近づいてきた。
?「ええいうるさいぞ馬鹿めが!!お前たち!!その通信次官殿に筒抜けというのかわかっとらんのか!!」
この声は時空省アジア支部兼OROCHI世界対策長【司馬懿仲達】その人である。彼も、現在遠呂智の仕業ということもあり、今あわただしく動き回っているのである。