冬木編 はじめはアインツベルン城21

山本「まったく、ホロホロの言う通り。あれは只の狂った怪物だ。那由多銀河という者は。さて、この混乱どうしたものか。」

 蔵馬「その時考えるしかないでしょうね。一応、時空省のデータがこちらです。これを見ればどうしたらいいか多少はわかるかと。」

山本は、時空省のデータを自分が持つ端末に入れ、さっそく見る。

 山本【さて、流石にフリーザサイヤ人の皆さんに任せるとして。ギリギリ冥闘士のあの三人のうち一人分あたりなら自分が引き受けよう。それが関の山。それでも、白閃の力でほぼ五分五分。それ以上の敵は流石に厳しい。それ以外なら、色んな並行世界の者達と協力して…】

 

と、データを確認していた所、一同、窓の外から何かしら気配が感じるのを感じ取った。

 ?「どどん波ァ!!」

 

何者かの声が突如聞こえてきた。すぐさま山本は愛剣【白閃】を取り出し、ベットから飛び降りる。どうやら、光線がこちらに飛んできていたようで、それを白閃がはじき返す。返した光線はそのまま部屋の天井に向かい跳ね、天井に穴が開く。ほかの皆は一斉に地面に伏せていたおかげでケガはなく。大事に至ることはなかった。

 イリヤ「あーもー何よいきなり。」

 蔵馬「どうやら、敵襲らしいですね。」

 クラウド「そういうことらしい。…どうやら、おいでなさったか。」

 

そう、外を見ると敵がもう屋敷まで迫ってきていたようだ。先ほど紹介した5人だけではない。実は、この五人は先遣隊、他にも、うちはマダラはラマダンティスの仲間である冥闘士の一人や、途中はぐれていたワイアットを呼び寄せていた。