冬木編 はじめはアインツベルン城 22

マダラ「さて、地妖星パピヨンのミュー殿。そして、ケニー・アッカーマン。話は聞いている筈ですが。」

マダラは、ドロドロした卵状の物体に目を向け話しかける。

 ミュー「聞いていますとも。あの者ら、冥王ハーデス様に敵対しかねない相手。それならば、私があの者らを葬りましょう。どうやら、すでに戦闘が始まっているようですが。」

 ケニー「ま、今からでも遅かねぇだろうさ。…してもお前さん本当に人かよ?ドロドロしてて気味が悪い。」

 ミュー「まぁ見ていてください。次第に私の強さがわかるはずです。では行きましょうか。」

 ケニー「んじゃ、そうしようかね。んじゃマダラさんよ、行ってくるわ。高みの見物、しててくれよ。忍びのじーさん。」

 

とお互い戦闘に向かっていった。さて、ここから始まるは7対1というすさまじい決戦。が、力を取り戻した山本相手にどこまで通用するかといった腕試しというところに過ぎないことをマダラ以外は知る由もない。

 マダラ「さて、真の力を取り戻した奴の力を見てみることにしよう。あの限定月読・改から脱出できた力を見せるがいい。」

さて、山本はそのまま城の外へと飛び出る。そこにいるのは、那由多銀河が呼び出した、5人の刺客である。