決戦 アインツベルン城 10

と、いうことで三々五々散っていった皆々。先ほども言った通り、ガッツはこれから暇となる。残る蔵馬と葉、クラウドとエルキドゥの面々だ。

 

その最初がクラウド、エルキドゥ組である。それは、部屋から出て外に目を向けると、それはいた。割とすぐに。衒蜥流十六衆の者達である。

 モヒカンA「大将!いました。那由多さんが言っていた連中こいつらですぜ!!」

 大将格「どうやら、間違いない。おい、貴様たち【クラウド】と【エルキドゥ】とかいう連中で間違いないか!!」

 クラウド「誰だお前たちは?【なんか、モヒカン生やしてる人と目が合ってしまった。】」

 エルキドゥ「なんか濃ゆい連中だね【なんか、モヒカン生やしている人と目を合わせてしまった。】」

 

外で待ち構える16人のいかついモヒカンの男たち。これが、衒蜥流十六衆である。各々、ランス、ヌンチャク、剣等様々な武器を持つ集団である

 クラウド「…仕方ない。外で相手するしかないか。」

 エルキドゥ「そうだね、できるだけこの城を壊したくないから、外で安全に戦おう。」

そうして、二人は窓から外へ出る。2体16という圧倒的に不利な状況という戦いが始まろうとしていた一方。残り二人は炎の妖怪とモンスターに鉢合わせていた。

 葉「まさか、すぐに敵と遭遇しようとは思わなかったね。」

 蔵馬「確かに意外だ。…しかも、相手は妖怪とモンスター。まさに、僕たちがうってつけの相手というわけだね。」