英雄集結 16

三人「???何が起こったんだ??」

何が起こったのかよく状況がつかめない三人は、一体何が起こったのかはじめ理解できなかった。が、辺りを見渡したところ、海の上に誰かが浮かんでいたのだ。どうやら、誰かと会話をしているようだ。

 

?「成程、これはこれはまさしく怪物と呼ぶにふさわしきものだ。泥を斬るのは初めてであるが、うまくいったようだ。マスター殿、これでひとまずは良いかな?」

?「ありがとう但馬守さん。これで、あの怪物の動きを止めることが出来たよ。」

 

そのまま、海の上を浮かんでいた誰かは、声のほうがするほうへ飛んでいった。どうやら、港の方に会話の相手がいるらしい。どうやら、今度は三人組の方を向いて話しかけ始めたようだ。

 ?「大丈夫ですか!けがとかは特にありませんか!」

大声でこちらの無事を確認してくれているようだ。

 王ドラ「はい!こちらは無事です。どなたかわかりませんが、助けて頂いてありがとうございます!ぜひ、お名前をお尋ねしたいのですが!!」

こういう時は、相手との疎通をとりやすくするため、名前を聞くことが一番である。

 ?「藤丸立香といいます!!皆さんの名前は!!」

と今度は三人組に質問するので、しっかり三人ともフルネームで名を名乗った。

 ?「ありがとうございます。今何とかして助けますのでもう少し待っていてください!!」

と、その青年はいうものの、一体どうやって助けようというのか…もしかしたら、先ほどの何者かが助けてくれるというのだろうか?というより、先ほど宙に浮いていたのは一体何者だったのだろうか?