英雄集結37

 マシュ「あれ、怪物の動きが急に…」

マシュは、かがんだ態勢から、恐る恐る顔を上げる。すると、何やらうめき声のようなものが聞こえるではないか。どうやら、泥田坊が苦しんでいるらしい。

すると次第に、今度は周りの声が聞こえるようになってくる。どうやら何か泥田坊に起こったようだ。

 土方「おっと、こいつは驚いた。まさか、空中から大胆に助け船が来るとは思ってもみなかったぜ。」

 元就「本当にそうだね。なるほど、謎の生体反応はまさか人外とは驚きだ。」

 

どうやら、空から何者か現れたらしい。自分の真上にいる泥田坊の顔をよく見てみると、何やら顔に張り付いているのが分かった。すると、今度は何やら宙を舞って、泥田坊に積極的に攻撃しているようだ。今度は、空中からまた別の声が聞こえてくる。その声の正体こそ、妖怪退治の専門家【ゲゲゲの鬼太郎】その人、いや、妖怪である。

 

 鬼太郎「父さん、リモコン下駄と霊毛ちゃんちゃんこ泥田坊の動きを止めているうちにあの少女を助け出しましょう。」

 目玉の親父「ふむ、そうするかの。一反木綿。素早く頼む。」

 一反木綿「よっかよ~。任せときんしゃい。」

鬼太郎たちは、素早く泥田坊の懐に入り込み、足元にいたマシュを素早く救出することに無事成功した。