英雄集結38
マシュははじめ、何があったのか分からなかったが、気づいたら何か体が宙に浮いていたので驚いた。
マシュ「え?私、飛んでる?」
鬼太郎「ふぅ、無事でよかったよ。危うくぺちゃんこにされるところでしたね。」
目玉の親父「いや、あの怪物相手に肝の据わったお嬢さんじゃ。ともかく、無事で何よりじゃ。」
一反木綿「いや、ほんなごと良かったバイ。」
マシュは、目の前にいる三人をみて思わず驚いてしまった。その拍子で。危うく落ちそうになったが、鬼太郎が落ちないように抱え上げた。
鬼太郎「っとあぶない。驚かせてしまったみたいですね。」
目玉の親父「それはそうじゃろ。いつものことじゃ、…と、まずはこの子を下におろしてやらねばの。」
そのまま鬼太郎は、素早くマシュを皆のもとへ無事送ることに成功した。みな、マシュが無事そうでほっとしているようであった。
藤丸「マシュ!!…よかった。無事で。…と、そちらの後方にいる人…というかなんというか人じゃなさそうな方々は一体?」
鬼太郎「おっと、そうでした。まだ自分の名を名乗っていませんでしたね。僕はゲゲゲの鬼太郎。妖怪案件は僕にお任せください。」
目玉の親父「わしは、目玉の親父じゃ。こう見えて、鬼太郎の父親じゃ。」
一反木綿「おいは一反木綿というでごわす。よろしく。」
と一通り自己紹介をした妖怪たちは、暴れている泥田坊相手に標準を合わせる。そして、目玉の親父を司令塔とする泥田坊撃退作戦が始まった。