逃亡劇、そして復活 67
カルデア職員「何なんだあの呂布!こっちのに比べても遜色ない強さだぞ!」
時空省職員「本当だ!こちらであの呂布のバイタルを測ってみたんだけど、なんなんだあれ!ほとんどサーヴァントと変わらないほどの強さを持っているじゃないか!」
驚愕である。英霊召喚でこの世によみがえったサーヴァントと同等の力を持っているというのだ。そのうえ、さらなる絶望に一同を与える事態が起こる。
義輝「すまないが、彼に驚いているのも良いが私を忘れてもらっては困る。…ほうほう、これは中々の強者がそろっているではないか!いやあ余もうれしいぞ。これだけの舞台を用意してくれたマダラに感謝しなくてはならないな!」
更にすさまじいものが来てしまった。今度は、サーヴァント足利義輝がどうやらこちらに到着してしまったようである。そしてこのサーヴァント、非常に楽しそうな様子である。
犬夜叉「いや、なんであいつ楽しそうなんだ?なんか変わった奴だな。」
かごめ「そうよね、普通はここ楽しむべきところじゃないわよね。」
藤丸「そうですよね。一応、人数はこちらの方が多いですもんねぇ。でも、俺の経験上、ああいうタイプの人って戦闘狂が多いような…」
それもそのはず。二人のバイタルや魔力反応を見た時空省&カルデア職員の顔色は次第に真っ青になっていくのが立体通信越しに見て取れた。
ホームズ「うん、これは素直に逃げたほうがいいな。二人ともグランドサーヴァント並みの力を持っている。【二人とも】だ。」
一同、全力でこの二人から逃げることを選択した。グランドサーヴァントという単語を知らない者も言葉の響きで逃亡を決定した。