強者相まみえる4

 白ゼツ「それにしても、あの娘本当につよいねぇ~。勿論、あの将軍様も十二分に強いけど。」

 マダラ「そうだな。特に、あの将軍の笏は果たしてどうなっているのか、興味が尽きんな。まぁ、俺には俺で愛用の武器があるから要らんが。…ただ、史実を調べると、あの笏から出てくる武器は、恐らくすべて【彼の所有物】であろうな。」

 

事実、足利義輝は、天下五剣などといった多くの武器を所持していたといわれる。が、あの笏にどうやって収まっているのかは謎である。が、そこから取り出しているというというのは紛れもない事実だ。これに驚いているのは、当の対決している三人もそうだ。

 エドモン「なんだあいつは?あの得物、どうなってる?」

 忠勝「全くでござる。いくら何でもあれでは対応がしにくい。」

 ジャンヌ「仕方ありません。ここは私の宝具で何とかしましょう。【我が旗よ、我が同胞を守りたまえ!」

           リュミノジテ・エテルネッル

ジャンヌダルクの宝具【我が神はここにありて】 は、あらゆる攻撃を一定時間すべて防いでしまうというのものあらゆるものだ。対象は、魔術や物理攻撃といったあらゆるものを含む。しかし、発動中は、ジャンヌは一切攻撃できないうえ、防いだ攻撃は旗に損傷として残ってしまうため、最終的には使用不可となる。

 エドモン「しかし、ここは今のうちに敵をたたくしかなかろう。ではいくぞ忠勝!」

 忠勝「うむ、わかった。いざ、あの二人に突撃せん。」