全ての始まり8

 山本「大丈夫、このタイムマシーンを舐めてもらってはこまる!何せ、一か月分の食糧を備蓄済みだ。ちなみに料理は25世紀の科学力を用いてすぐに出来上がる!早速やってもらおう!。」

 

と、山本はどこからともなく取り出したリモコンを用いて何やらボタンを操作する。すると、この部屋とは別のところから何か物音がし始めた。

 山本「と、いい加減自分が起きないと駄目だよな。ってことで、食堂まで案内しよう。っと、ことでよいこらしょっと。」

山本は、重い腰を上げてやっとこさとベットから降りる。そのまま起き上がった後は、普段と変わらない様子でそのまま皆の前に立った。

 忠勝「おぉ、大丈夫でござるか?」

 山本「ええ、皆さんのおかげでこの通り元気になりました。本当にありがとうございます。」

と言って、山本は深々と頭を下げた。

 ジャンヌ「いいえ、あなたが無事で私も嬉しいです。あの時、私も必死になってあなたを逃がすことが出来たことは大変良かったと思います。」

 李典「そちらのお嬢さんの言う通り。あんたが死んだらすべて終わりだぜ?今は飯食って元気になって、そしてそっから次にどうすっか考えようぜ。」

 

彼ら以外の面々も、山本を含め、無事にこの場にいることをほめたたえた。あの修羅場から逃げられたのだ。皆互いに健闘を称えていた。