片翼の天使34

セフィロス「残念だがお嬢さん、私は妖精でもないし、機械でもない、まぁこのカルデアというところには様々なものがいるというではないか?作家、科学者、鬼、侍、騎士、妖精、そして神話の者や神、世界中の王ときりがないらしいではないか。」

 お嬢さんと言われたからか、あと、かれの横顔があまりにも神秘的な美形だったからか、ガレスは一瞬少々顔を赤らめてしまった。【今作では、彼女はガウェイン卿の妹という設定】

 

 ガレス「あ、はいっ、…じゃありません。そうではなくて。そしたら、あなたはいったい何者だというのですか?」

鋭い突っ込みを入れる。が、それに対しても彼は余裕の表情だ。そうして、彼はこう名乗る。

 セフィロス「私は、外界から来たりし者。わが名は生命の樹からとられし超常の者。星の破壊者を母に持ち、終末をもたらすもの。そう、私の名は…」

 

彼は、一通り名乗りを終わらせたのち、6人を戦闘不能にした後、彼はある場所へとむかっていったようだ。

 

時間を戻そう。山本たちは目の前の超常に苦戦を強いられていた。セフィロスについていけたのは山本ぐらいで、あとのメンバーは防戦一方というところか。と、いうより、周りは山本が攻撃をできるようにサポートに回っているといった感じが近かった。