片翼の天使 37

セフィロス「そこか。」

セフィロスは、自分が攻撃されないであろうと思われる体の部位に雷魔法【サンダガ】を放つ。彼の予想通り、そこにはD4Cの一体がいた。基本世界の一体、そして、並行世界から連れてきた三体計四体のうち、一体倒しただけでも十分セフィロスからすれば問題はない。三体ほどなら余裕で振りほどける。

 

山本は、寸でのところで光剣を収める。危うく、残りのスタンドの分までぶった切りかねないところだった。が、ヴァレンタイン大統領本体が今の攻撃で死亡してしまったものの、並行世界の自分に基本世界の自分のあらゆる情報をバックアップしたため一応無事だった。【いくら何でも便利すぎる能力であるD4C

 

 ヴァレンタイン「やはり、ここは私が抑えている方が最適解だったな。おかげで一回死んでしまったが。」

 辻谷「いや、死んでしまってるのにぴんぴんしているよこの人。…スタンド使いってこんな人ばっかりなんですかね?」

 元就「いやー多分彼だけじゃないかな?確かに、私なら死んでるのは間違いないとは思うけど?」

 犬夜叉「いや俺でも死んでるぞあれ。」

 かごめ「あの雷、雷獣兄弟をおもいだすわね…。あれを操るなんて、確かに普通の人間では100パーセントないわ。」

 

皆唖然としていた。未来の高性能ロボット、戦国武将、妖怪等時代や種族が違う者が全て絶望の表情をしている。