冬木編 はじめはアインツベルン城 33
ロー「さて、余り体力を使いたくはないんでな。これくらいで解除するか。…すまねぇが、あの4人をどっかに放り出しておいてくれねぇか?天使屋。」
サイザー「わかった。私の部下に指示しておく…おまえはまっすぐあの城へ行くのだろう?」
ロー「そのつもりだ。…ちょいと話があるんでね、昼間のことを話しておかねぇとだめだろうからな。…さて、このカオス、どうしてやろうか…ん?あっちはあっちでドンパチやってやがるな?」
ちょうど屋敷の裏側だろうか?激しい戦闘音が聞こえる。あちらはあちらでやるべきことをやっているといったところか?
ロー「さて、俺はあいつらを救ってくれた時空省ってのに恩があるんでな。お偉いさんでも救いに行こうか。」
と、二人は別方向へと向かっていくさなか、この戦いの様子を見終わったマダラは少々残念そうな表情である。
マダラ「もう終わりか?呆気ない。己の力に溺れたものの末路はこうもあっけないか。ん?どうやら俺に通信をよこした奴がいるな?ほう、【ワルサ四天王・シネス皇帝】か?どうかしたか。」
マダラは、シネス皇帝と呼ばれる人物と通信を繋ぐ。どうやら、直に話したいことがるということらしい。
シネス皇帝「マダラ殿。あの男に私も興味があるという所なのです。いずれは我々も異界の英雄たちと戦わねばらなぬ時が来る筈。そのための予習という所だ。」