冬木編 はじめはアインツベルン城 34

マダラ「OK、やる気があるのはいいことだ。すでに一試合は終わってしまったようだが、どうだったかな?」。

 シネス皇帝「中々の物であった。あのような輩、悪魔軍にもおらぬ故な。それどころか、天使族にもいないのではなかろうか?」

 マダラ「それは厄介だ。あいつ一人なら、お前たちの世界は壊滅しかねんやもしれんな。【まぁあいつよりやばいやつがゴロゴロいるということは一応隠しておこう】」

 シネス皇帝「それは勘弁して頂きたい。が、それは万に一つもなかろう。カリスマデビル様がおわします限りは。」

 

さて、この戦いの様子を見ているのはあまたの世界線の者達であった。直接通信がマダラとつながっていないだけで、他の回線で見ているものが確認出来るだけでも数十人はいるようで、彼自身も驚愕している。以下、何名か抜粋する。

 ドフラミンゴ「こいつはすげぇことになってんな。中々おもしれえ物が見られるかもしれねぇ。…さて、部下も何人か連れ戻してくれたあの銀河とかいう男のためにも見逃せねぇ戦いだ?」

 クロコダイル「羨ましいな。こちとら結局戻ってきた部下2人だけだぞ。」

 アーロン「俺に至っては幹部は俺だけだ。あいつが俺の故郷でやりたい放題してくれたおかげでこの通り。後は俺を慕う雑魚ばっかりときやがる。」

 ドフラミンゴ「まぁそう擦れずに仲良くいこうや。今はあの男のもとで働いているだけだが、あとは自由という約束だ。今はこの戦いをゆっくり楽しもうぜ。」

 

と、なぜか一緒に行動しているこの海賊三人。皆々、とある若い海賊にぼこぼこにされた経験がある者達である。