第二部 予告兼オープニング 2  ある男の回想

マダラ「終わりか…。長かったな。」

 銀河「いや、これから始まるのさ。何せ、この場所は異聞帯【ロストベルト】になった。もう特異点と呼べない。時空省が直にこの場所を修正に来るかもしれない。…私がいれば、君の理想郷は守られる。」

マダラは彼の言うことを素直に信じた。なぜなら、彼の言った通りにことを行えば、すべてうまくいったから。

 マダラ「そうだった。なら、約束通り、互いの未来のための同盟を組もう。では、まず誰をスカウトしに行けばいい?」

 

そうして、あらゆる異世界中のヴィランたちを集めた。部下の暁のメンバーたちにも迷惑をかけてしまったのは今となってはよき思い出だ。【本人たちも意外とやりがいがあったようだ。】

 ペイン「しかし、良くこれだけのメンバーを集めたものだなマダラ。…しかし、いまだに裏で動いているというのはどういうことだ。他のメンバーはもうお前のことを知っているだろう?」

 マダラ「あくまで、俺は途中からお前の組織した暁の協力者という振りをしておきたいだけだ。お前のメンツを立てなければならん。神であるお前のメンツをな。」

 ペイン「そうか、しかしいいのか?お前の協力者であるあの者は、神を超越した存在とか言っているが?」

 マダラ「構わん。奴の目的を達成したら、俺たちがあいつを【消す】だけだ。」