再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 2

初めはロシア。イヴァン雷帝の時代に、もし巨大隕石が衝突し、地球が氷河期になってしまった世界。そこには、【ヤガ】と呼ばれる人間を魔術により改造された獣人がいる世界。

次は北欧、スカンジナビア半島北欧神話ラグナロク】から生き残った一人の女神が統治する世界。

三つめは中国、秦の始皇帝が不老長寿を叶えてそのまま地球上全ての国を支配した世界。

四つ目はインド。インド神話の英雄【アルジュナ】が、インド神話全ての神を統合し、世界を滅ぼしてはまた創造するということを繰り返す世界。

五つ目はギリシャ。そして、伝説上の大陸【アトランティス】が舞台でもあった。ギリシャの神々が支配しており、7つの異聞帯でも最大の異聞帯でもある。

そして、六つ目は妖精國ブリテン。人間もいるにはいるが、妖精が霊長として君臨し、女王【モルガン】が支配ている世界。

 

という感じである。最後のブリテンを除き、いずれも異聞帯を繋ぎとめる王と打ち破り、空想樹と呼ばれる謎の樹【高さが数キロメートルもある】を切除することで空想切除、すなわちその異聞帯は消滅する。そうした中で、一部の王や英雄は、カルデアでサーヴァントとして召喚されたりもした。とは言っても、異聞帯からそのままカルデアに来たパターンと、カルデア召喚式により汎人類史側、すなわち、向こう側からみて並行世界の英雄が召喚されることもある。