再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 12

さて、そのころダヴィンチたちはサーヴァントやカルデアスタッフ達と話を続けていた。マスターのこと、そして、最後の異聞帯のこと。

 シオン「…と、いうわけで一応皆さんに話した通り、一応このまま作戦実行は可能ですが、でもマスターが二人になってしまったら色々大変ですよ。今後、何かしらの特異点が発生したら二人とも連れていくわけにはいかないでしょ?」

 ゴルドルフ「まぁ確かにな。でも、こうも考えられる。無理せずに交代制で出勤できると考えれば…」

 ダ・ヴィンチ「そうだねぇ。ほんとどうしたものか悩みどころだ。…こうしてみんな集まってくれて色々案を出してくれたけど、できるだけみんなが納得できる形に…」

 

そう話し合いをしていた所である。突如、カルデア中に警報音が鳴り響く。

 ネモ「どうしたんだ!?何か特異点か発生したのか!?」

突然の轟音に驚きを隠せない前カルデア一同。すぐに、カルデアスタッフの一人が原因を特定する。それは、信じがたい光景であった。

 スタッフ「それが、信じられないことに侵入者です!いま、そちらに立体映像を!!…いったい誰なんだ!?」

と騒がしくなるスタッフ一同。そんな中、スタッフの一員の一人であるムニエルが「何!?侵入者!?またコヤンスカヤか!?」

と叫ぶ。が、どうやら違うらしい【コヤンスカヤとは、カルデアが対立してる人