時空省【時を超える者たち】 6章 阿僧祇の闇~冬木編

決戦 アインツベルン城 15

?「さて、マダラ殿。聞こえますか?あなたは本物で間違いないのでしょうね?どうやら、あなたの偽物がいたのですが?」 マダラ「ゾフィスか?銀河は魔界の王を決めるための100人の魔物までよこすとはな。…ああ、その話なら聞いている。銀河も俺のことを警戒…

決戦 アインツベルン城 14

?「そうはいかないねぇ。」 ?「俺たちたちから、逃れられるか?」 ?「そりゃあむりだろうさ。サーヴァント、死武専、そしてシティーハンターの俺だ。」 それもそう。会話の主は上から【ウィリアムテル】【デス・ザ・キッド】そして、【冴羽獠】の三人だ。…

決戦 アインツベルン城 13

次元は弾込めに細心の注意を払う。とにかく、弾がもったいない。できるだけ、無駄なことはしないように限る。相手は相当な猛者、助っ人が来るまで待つのがいい。いくら何でも相手がやばすぎる。 次元「弾は無駄遣い出来ねぇ、でも、粘る必要がある。んじゃ、…

決戦 アインツベルン城 12

ミュー「はい、ハーデス様は実に素晴らしいお方ですよ。…そうだ、あなたが生きていた世界というのは、巨人という怪物がいたとか?」 ケニー「そうなんだよ。ま、こっちはこっちで色々あるみたいだがな。これでも、俺元の世界では王家直属のとある部隊の隊長…

決戦 アインツベルン城 11

その妖怪の後ろにいるのは、魔術師の老人【カヤ】。久方ぶりの登場である。 カヤ「おや、今度もあのグルグル使いと勇者の相手ではないと。しかも、なんだか緩い男と優男とは、なめられたものだ。」 蔵馬「さぁ、それはどうかな?」 葉「おいらたちをあまり舐…

決戦 アインツベルン城 10

と、いうことで三々五々散っていった皆々。先ほども言った通り、ガッツはこれから暇となる。残る蔵馬と葉、クラウドとエルキドゥの面々だ。 その最初がクラウド、エルキドゥ組である。それは、部屋から出て外に目を向けると、それはいた。割とすぐに。衒蜥流…

決戦 アインツベルン城 9

イリヤ「でもさ、あの連中どっから入ってきたのかしら?」 辻谷「おそらく、うちはマダラのせいだろうさ。どうやら、人事権あいつが握ってるらしい。」 イリヤ「そうなのね。今度会ったら、白の修理代金請求しようかしら。」 辻谷「それがいい。あと、時空省…

決戦 アインツベルン城 8

と、意気揚々と入ろうとしたのだが、その前に部屋から何者かの声がした。黒いスーツに深めの黒い帽子をかぶった、髭を生やした男性が煙草をくわえながら。 ?「いや、すまないがこっちの部屋にいるのは俺だけだ。他の連中はなんかわけわからん怪物どもや変な…

決戦 アインツベルン城 7

そうして、二人を戦闘不能にする山本。残るは後三人、殺し屋、忍び、そしてガンマンの三人。一つの決着がつこうとしていたそのころ、白の内部でも動きを始めていた。 イリヤ「今日は本当にいろんなことが起こるわね…。この森、乗り越えるだけでも大変なのに…

決戦 アインツベルン城 6

山本「まず二人だな…。さて、残りは後三人だな。」 と、完全に決めつけている山本。が、しかし。まだ二人は生きている。鬼は、日輪刀で首を斬らない限りは決して死ぬことはないのだ。鬼二人は、首を斬られて胴が体と離れているという状況なのに、そのまま山…

決戦 アインツベルン城 5

それでもやる必要がある。先に進むにはまずこの難関を乗り越える必要がある。避けることはできない。逃げることはことさらできない。ここは、白閃流奥義の一つで答えるのみ。 いつの間にか、6本に腕を増やした朱紗丸が、その分、つまり6つの毬を投げつける。…

決戦 アインツベルン城 4

スピードが滅茶苦茶速いため当たったら 決めるのは一瞬の隙、とはいえ、相手はあれだからなぁ。あくまで戦闘不能に追い込めるだけで必殺とはいかないだろう。それでも十分。しかし、気になることがある。あの鬼二人だ。 山本【あの鬼二人、かつて伝説の鬼殺…

決戦 アインツベルン城 3

マダラは違和感を覚えた。…ありえないからだ。誰かに何かしら【体をいじられたのではないか】あの男。が、本人に聞くわけにもいくまい。ひとまずだ。まずは、あの男の戦いを見るに限る。そうすれば、あの男の正体、そして【■■一族】の秘密もわかるというもの…

決戦 アインツベルン城 2

アーデン【さて、いつまでこんな悪党どものスパイしてなきゃならないのかね?ま、適当に合わせてやるけど。さて、久しぶりの山本ちゃんの本気見られるじゃない。これは楽しみになってきたね。】 と、ニタニタしながら戦局を見守るアーデン。今の彼は、今の所…

決戦 アインツベルン城 1

ラマダンティス「そこの三人。しっかりと敵を見ておかねばなるまいというときに何をしている!!」 ドフラミンゴ「ああ、いや。ちょっとした雑談だ気にすんな。…ほかにも見てるやつがいやがるからそろそろやめておこう。…異界の連中がこの戦い見てやがるはず…

冬木編 はじめはアインツベルン城 35

さて、2名新しく出てきたので紹介しよう。サメ型の魚人であるアーロン。こことは違う世界で海賊をしていた魚人と呼ばれる種族の人物。とてつもない怪力を誇る。 もう一人、ドンキホーテ・ドフラミンゴもやはり海賊である。我々が済む世界とは違う世界で海賊…

冬木編 はじめはアインツベルン城 34

マダラ「OK、やる気があるのはいいことだ。すでに一試合は終わってしまったようだが、どうだったかな?」。 シネス皇帝「中々の物であった。あのような輩、悪魔軍にもおらぬ故な。それどころか、天使族にもいないのではなかろうか?」 マダラ「それは厄介だ…

冬木編 はじめはアインツベルン城 33

ロー「さて、余り体力を使いたくはないんでな。これくらいで解除するか。…すまねぇが、あの4人をどっかに放り出しておいてくれねぇか?天使屋。」 サイザー「わかった。私の部下に指示しておく…おまえはまっすぐあの城へ行くのだろう?」 ロー「そのつもりだ…

冬木編 はじめはアインツベルン城 32

眼下にいる海賊に絶叫する男。が、もう何もかも手遅れだ。ローは宙に向かって斬撃を繰り出すと、直に刃が当たっていないのにかかわらず、ロボットは切断される。 ロー「これで終わりじゃねぇぞ。今度はこうだ。【タクト】。」 グラノ「うわ!!何だ!?」 驚…

冬木編 はじめはアインツベルン城 31

グラノは、ミサイルで必要に攻撃するが、それをよけ続けるサイザー。が、グラノの狙いはミサイルで相手を迎撃することではない、これはあくまで陽動だ。気づかないうちに、彼女はロボットがパンチを繰り出せる間合いにはいっていたのだ。 グラノ「引っかかっ…

冬木編 はじめはアインツベルン城 30

グラノ「な、なんだこれは?まぁなんでもいい。この薄い膜が何だか知らないが、とっとと壊してしまえば…」 ロー「あぁ、やめとけ。こいつは人の手で壊せねぇ。それにな…」 ?「この領域内は、オペオペの実を食べた者の領域となる…だったか?」 ロー「そうさ…

冬木編 はじめはアインツベルン城 29

ロー「さて、残るはテメェだけか?確か、グラノとかいったか?」 グラノ「そうだ。てぇめえナニモンか知らねぇが強ぇじゃねぇか。じゃあ教えてやる。俺の能力は【模型を実物に変える力】だ!!」 そうして、彼はロボットアニメに出てきそうな【ようはマ〇ン…

冬木編 はじめはアインツベルン城28

ロー「じゃあ飛ばせなきゃいいわけだな?」 ローは、肩に担いでいる身の丈もあろうかという刀の鞘でカバラを地面に叩きつけた。 ロー「さて、いくら何でも弱すぎだろ。さて、残りの連中はどうする?」 さて、眼前にいるのは後四人。【自分の声を冷凍ガスに変…

冬木編 はじめはアインツベルン城27

マダラ「さて、だれが戦っているのやら…ほう、ほう?これは驚いた。ははははは。まさか、事件を解決に導いた英雄様がこちらにきたか!!【王下七武海 トラファルガー・D・ワーテル・ロー】。あの事件下でこちらが唯一確認している奴がわざわざここまで来ると…

冬木編 はじめはアインツベルン城26

君麻呂「成程、確かに強い。噂通りだ。」 山本「ああ、こうじゃなきゃ俺はもう何回も死んでる身だろうさ。さて、ここ数日ボロボロだったけど、やっと8割の力出せるんでね…お前らまとめてぶっ飛ばして先に進ましてもらうさ。」 この光景をみて喜ぶのはマダラ…

冬木編 はじめはアインツベルン城25

彼の軽口から発せられた嘘を見抜く。何がガンナーだ。確かに、そういったエクストラクラスは存在するらしいという話は時空省で聞いた。が、今の彼では絶対にありえないなと思う。カルデア召喚式ならそのクラスで呼ばれよう。だが、今は違う。恐らく、生前の…

冬木編 はじめはアインツベルン城 24

が、彼ら鬼だけ何とかすればいいというわけではない。そう、敵はまだ背後にいるのだから。 山本「いや、敵はこれだけじゃないな。…後ろ!!そこの三人!残念だがばれてるが如何するつもりかな?」 挑発。相手の手の内にかんして全てこちらで把握していると言…

冬木編 はじめはアインツベルン城 23

山本「いきなりなんだ!?こちとら寝起きなんだがいきなり襲われる義理なんてないぞ!?」 と彼はそういうものの、どう考えても寝起きとは思えないほどの速度でベッドから飛び降り、そのままガラス窓を突き破って外へ出るということをやってのける。 桃白白…

冬木編 はじめはアインツベルン城 22

マダラ「さて、地妖星パピヨンのミュー殿。そして、ケニー・アッカーマン。話は聞いている筈ですが。」 マダラは、ドロドロした卵状の物体に目を向け話しかける。 ミュー「聞いていますとも。あの者ら、冥王ハーデス様に敵対しかねない相手。それならば、私…

冬木編 はじめはアインツベルン城21

山本「まったく、ホロホロの言う通り。あれは只の狂った怪物だ。那由多銀河という者は。さて、この混乱どうしたものか。」 蔵馬「その時考えるしかないでしょうね。一応、時空省のデータがこちらです。これを見ればどうしたらいいか多少はわかるかと。」 山…