2018-01-01から1年間の記事一覧

英雄集結22

どうやら、未来ではかなり有名な組織となっているらしいということを藤丸達はこの時改めて知った。山本時空省次官も知っていたぐらいだ。相当有名なのだろう。でも、どうしてカルデアのことを皆知っているのだろうか。一応、カルデアは国連の承認を得ている…

英雄集結21

一体いつの間にそこにいたのか?気づいたときには泥田坊の背後に誰かがたっていた。そして、彼は泥田坊の片手を斬るどころか、 「まぁ、おまけに首でも取っちゃるか。」 と余裕の言葉を発した後、本当に首をとってしまった。 その光景は、遠くから見ていた王…

英雄集結20

そして、準備は整った。英霊召喚予定地で見張りを続けていたイリヤとヘラクレス、そして元就室長は、誰も見ていないことを確認した。カルデアに対してOKサインを出すと、召喚サークルと呼ばれる魔法陣から、数多の英霊が召喚された。正確には、カルデアか…

英雄集結19

三人「おお~」 三人組は、今まさに、かの剣豪の一撃を目撃したのだ。 宗矩「うむ、これで時間は稼げたであろう。では、逃げるがよい。後程、新たなサーヴァントがやってくるはずだ。…そうだ、言い忘れておったが、サーヴァントについては彼から聞くがよかろ…

英雄集結18

王ドラ「ええっと、なんでそんな人がこんな場所に?そういえば、先ほど藤丸君のことをマスターと呼んでいた気が…どういうことなんでしょうか?」 キッド「なんなんだろうなぁ…っと、そんなことを言っている場合じゃなかった!!うお、またあの化け物こっち襲…

英雄集結17

と、余裕をかましている場合ではない。あの怪物はまだ動けるのだ。それどころか、あろうことか斬ったはずの腕が再び元に戻ろうとしているではないか! 王ドラ「えぇ、うそでしょ?」 キッド「現実って非情だ。どうする、このままだと先にも後にも引けないぜ…

英雄集結 16

三人「???何が起こったんだ??」 何が起こったのかよく状況がつかめない三人は、一体何が起こったのかはじめ理解できなかった。が、辺りを見渡したところ、海の上に誰かが浮かんでいたのだ。どうやら、誰かと会話をしているようだ。 ?「成程、これはこ…

英雄集結 15

三人組は、あの時の絶望感を思い出して顔がやや青くなっていた。 王ドラ「いやぁあの時はもう終わったと思いましたね。もうどうしようもない感じが凄まじくて。」 ハヤテ「ええ、22世紀の科学でもどうしようもないことってあるんだなぁということが分かって…

英雄集結 14

結論から述べよう。なんかいっぱいあった。何故かは分からないが、意外とあるものである。 キッド「あったああああ!!!よし、これで沖合へ逃げよう。とはいっても、本当にうまくいくと思います?」 ハヤテ「うまくいくと思いますよ。なにせ、相手は泥です…

英雄集結13

ひたすら押し寄せる化け物の群れ、ここは何とか食い止めるしかない。まず、キッドが応戦を開始する。手に金属製の筒のようなものを装着し、相手のほうを振り向き、彼はこう叫ぶ。 キッド「ドカーーーーーン」 すると、どうだろうか。その筒から何かしらの気…

英雄集結12

その頃、山本達や郭嘉たちと関係のないところにいた二組は、どうしていたかというと、何の因果であるかはわからないが… ハヤテ「いや~まさか同じ目的の人たちと出会うなんて!これは何という偶然でしょう!…しかも、僕たちの知り合いの方もいらっしゃるなん…

英雄集結11

犬夜叉「まぁ、なんだかよくわかんねぇけどよ、要は、こちらの味方のふりをした奴が悪さしてるって考えでいいんだな?」 郭嘉「そういう考えであっているよ。さて、もしかすると、この街にいるかもしれないし、いないかもしれないというしか、今は言いようが…

英雄集結10

司馬懿「ふぅむ。話を聞く限り、そちらにも連中の魔の手が迫っているとみて良かろうか。こちらもある事件が発生していてな。辻谷臨時職員が行方不明になっているのだ。」 郭嘉「え?彼がですか?一体何があったというのですか?」 司馬懿「全ては私の失策と…

英雄集結9

郭嘉は、通信機をそのまま宙に放り投げると、そのままそれは宙に浮いた状態になった。彼の持っているそれは、一見この時代でいうところのスマートフォンのような姿をしている。かごめもどうやらそう思ったようで、 かごめ「へぇ~、今どきのスマホって宙に浮…

英雄集結8

さて、敵は追い払った。情報も手に入れた。後は、山本次官を救出するのみとなった。 郭嘉「さて、これからこの情報をもとに、彼らを救出しに行くのだけれど、…君たちは我々についていくのかな?」 式「ああ、あのへんな妖怪の話を聞いたら、あの泥田坊とかい…

英雄集結 7

郭嘉「さて、冗談はここまでにしておこうかな。後は、彼が話した場所に行って、彼らを救いだそう。敵も中々油断ならないだろうからね。」 そうして、郭嘉は蛟が言った情報を手掛かりに、結界を破壊しに行った。というわけである。 かまいたちとモールはその…

英雄集結6

さて、こうして郭嘉たちは、上手に蛟から情報を引きだし、敵の動向を聞きだすことが出来た。 郭嘉「いやいや、これで敵の情報はある程度は聞きだせたかな?…最後に、敵の首魁が何者かを教えてくれてもらえないかな?やはり、君の上司である、魔王【遠呂智】…

英雄集結5

妖怪「…でだ、今助けを求めても誰も助けにはこないというわけだ。大人しく降伏しろ、そうすれば命だけは助け…」 と言い終わろうとしたところ、その妖怪めがけ、郭嘉が放った球がもう一発飛んできた。 妖怪「ふぉぉう!なんか飛んできたいったい誰だ邪魔する…

英雄集結4

棍とは、棍棒のことである。簡単に言えば、殴打用の棒といっていいだろう。とはいっても、彼の打球棍という武器は、恐らく聞いたことが無いという人が多いだろう。例えば、ヌンチャクは両節棍、又は双節棍という名前でも呼ばれていることを知っている人もい…

英雄集結3

郭嘉「成程、と私は感心したものだよ。が、しかし、まだ私からしたら甘いとしか言いようがないね。どうやら、この街には相当な魔力が流れているということをあの店でよく理解できたよ。……君たちには何のことか理解でき無いかもしれないけどね。」 かまいたち…

英雄終結 2

そして、その時は来た。結界が、激しい音を立てて破壊されたのだ。それも、一つだけではない。【二つ同時】である。そう、郭嘉は、別同市の結界が接していることに気づき、犬夜叉にそこを重点的に破壊するように頼み込んでいたのだ。 かまいたち「何!?結界…

英雄集結 1

異変はすぐに分かった。敵も味方も、始めは気のせいではないかと思っていたが、それが次第にそうではないということがわかり始める。何やら、金属にひびが入るような音がしたと思えば、次に、空中に本当にひびが入り始めだした。この状況に、敵も味方も関係…

妖怪退治 佳境 19

かごめ「うそ!?全部弾かれた?」 モール「信じられぬのも無理は無い。お前たちは【感じられぬ】者だからだ。しかし、私は感じることが出来る者。この世の、いや、この宇宙に広がる【フォース】は偉大だ。」 フォース、始めて聞く単語である。どうやら、彼…

妖怪退治 佳境 18

かごめ「いっけええぇぇぇぇえええ!!」 彼女の放ったこの日における最高の一撃は、見事怪鳥のど真ん中を打ち抜き、最後は燃え落ちる松明の如く激しく燃え盛った後、爆発四散した。これで形勢逆転。人数は鬼太郎たちが多い…そう考えるのが普通の筈である。 …

妖怪退治 佳境 17

鬼太郎「なっ!」 今までの力で手を抜いていたということをこの時鬼太郎は悟った。そう、今まで彼はあくまで相手の力量を図るために本気を見せていなかったのだ。モールは、もともと口数が少ないのだが、本気の彼はさらに口数が少なくなるようだ。何も言わず…

妖怪退治 佳境 16

そのまま、弓矢は宙に制止したまま全く動かない。というよりは、前に進めるはずなのに、何かに抵抗されてそのまま前に進めないがゆえにそのまま制止した状況になっているといった方が正しいだろう。 鬼太郎「父さん、この力は一体何なのでしょうか?」 親父…

妖怪退治 佳境 15

そんな二人見ているかごめと鬼太郎が、思っていたより奮戦していた。かごめの巫女の力である破魔矢と、鬼太郎の遠近に使い分ける攻撃が意外なコンビネーションを見せていた。 鬼太郎は、学生服の上から羽織っている【霊毛チャンチャンコ】を、剣のように固く…

妖怪退治 佳境 14

マダラ「それが理由?…話には聞いてはいるが、それが本当にお前の理由なのか?たったそれだけの話ではさすがにないだろう。」 彼の言うのももっとだろう。本当にそれが第一の理由なら相当なエゴだ。が、流石にそうではないとすぐに否定した。 ゼーナ「冗談よ…

妖怪退治 佳境 13

?「そうであろうな。私は人でもない…が、しかし妖怪でもない。今は、我がマスターの【サーヴァント】。もうそれだけでいい。それ以上、答える必要はない。お前たちはここで消えてもらおう。この松明丸の業火に焼かれて死ぬがいい。」 彼らの前では名前を秘…

妖怪退治 佳境 12

かまいたちと激しいバトルを式が繰り広げている一方、そんなことになっていようとは露も知らないかごめ達は、他の皆がどこかへ行ってしまっていることに次第に気づき始めた。 かごめ「そういえば、他のみんなの姿が見えないわ。そろそろ集合時間だけど?」 …